【DVD映画】デイリーランキング2008年09月14日 付集計分

紀元前1万年 特別版

【1位】紀元前1万年 特別版 / スティーブン・ストレイト

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション

【2位】クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション / リジー・キャプラン

映画 クロサギ スタンダード・エディション

【3位】映画 クロサギ スタンダード・エディション / 山下智久

映画 クロサギ 「毎度あり」エディション(オリジナルチョークバック付き)

【4位】映画 クロサギ 「毎度あり」エディション(オリジナルチョークバック付き) / 山下智久

ヒットマン 完全無修正版

【5位】ヒットマン 完全無修正版 / ティモシー・オリファント

マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション

【6位】マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション / ノラ・ジョーンズ

うた魂♪ フル!!!

【7位】うた魂♪ フル!!! / 夏帆

リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション

【8位】リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション / 石田卓也

アメリカン・ギャングスター

【9位】アメリカン・ギャングスター / デンゼル・ワシントン

300〈スリーハンドレッド〉

【10位】300〈スリーハンドレッド〉 / ジェラルド・バトラー

プラダを着た悪魔

【11位】プラダを着た悪魔 / メリル・ストリープ

バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション

【12位】バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション / デニス・クエイド

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション

【13位】魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション / エイミー・アダムス

ジャンパー

【14位】ジャンパー / ヘイデン・クリステンセン

ラスト、コーション

【15位】ラスト、コーション / トニー・レオン

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション

【16位】スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション / トビー・マグワイア

Mr.&Mrs.スミス【『ウォンテッド』公開記念スペシャル・プライス版】

【17位】Mr.&Mrs.スミス【『ウォンテッド』公開記念スペシャル・プライス版】 / ブラッド・ピット

恋空 スタンダード・エディション

【18位】恋空 スタンダード・エディション / 新垣結衣

ショーシャンクの空に

【19位】ショーシャンクの空に / ティム・ロビンス

硫黄島からの手紙

【20位】硫黄島からの手紙 / 渡辺謙



紀元前1万年 特別版 / クリフ・カーティス/カミーラ・ベル/スティーブン・ストレイトの口コミ

 マンモスやピラミッド建設現場のCG映像は凄かった。しかし何せローランド・エメリッヒ監督作品ですから、これまでの彼の作品群と同様に大味で空疎な大作になっています。 ダチョウに追いかけられる所は「ジュラシック・パーク」、救世主の出現は「マトリックス」、マンモスの暴走は「キング・コング」の恐竜の群れの暴走といったふうに、どこかで見たことのあるような場面が、とてつもなく自由な時代考証を背景に展開していきます。救世主である主人公は、前半で偶然にマンモスを倒し、その後、再び偶然にサーベル・タイガーを助けて救世主と崇められると、最後は突然、槍の名手になってしまいます。(しかも、物語の鍵となるこのサーベル・タイガーのCGが一番しょぼかったのが悲しい) 神もどきが白人ぽかったり、青い目の人間の出現が、狩猟民族から農耕民族への転換だったりとWASP万歳みたいになるのは、「インデペンデンス・デイ」がアメリカ万歳映画であったのと同じで、どのエメリッヒ監督作品を見てもCGの技術以外には進歩がなく、この監督はある意味で自分には絶対に傑作や名作は作れないことを自覚しながら確信犯的に映画を作っている数少ない監督ではないだろうか?【DVDマニア】

映画はアメリカ人が大好きなラストオブモヒカンのような、愛する人をどこまでも追いかけて助けます的映画です。他の作品との違いは、パッケージにもありますがマンモスがわんさか出てきてちょっと迫力があるところです。主人公の恋人役に不思議少女が出てきますが、目が青く光るだけで何もしません。ストーリーは、主人公が不思議少女と結婚して、さらわれた不思議少女を助けに行くという、ヒネリのないものでした。最初の方にドラゴンボールの占いババみたいのが出てきて、面白いかもしれないと思って観ていましたが、要所要所に出てくるこの占いババがどの出番でもあまり意味がなく、最後にやっと役に立ちますが、それだけのために何回も出てきます。ピラミッド建設などとからめて、ストーリーを膨らましたかったのかもしれませんが、失敗作だと思います。マンモスの他に、サーベルタイガーや人食いダチョウが出てきますが、原始生活を描いた方が面白いものができたと思いました。【takasan】

タイトルから想像するに、大自然や猛獣たちの脅威からサバイヴしていく原始人たちの話なのかしらと思いましたが、実際は全然違いました。例えるなら「全く緊張感の無いアポカリプト」、もしくは「スターゲイト姉妹編」といったところでしょうか。まずいきなり登場人物が流暢に英語を話すところで「ああ、エメリッヒ先生いつものように科学的考証なんておかまい無しね」ということは分かります。ただ、仮に今回もSFとして撮ったのだとしても、全編に渡って違和感がありすぎです。とにかくどう考えても「紀元前1万年」の頃の話に思えないのが致命的。最初は失笑しながら観ていましたが、途中から笑うのにも疲れて代わりに眠気が襲ってきました。マンモスとサーベルタイガー目当てとしても、何の工夫もない展開があまりに退屈な110分。最後、10分くらい延々続くエンドロールを観て、これだけ多くに人が関わってこんなとんでもない駄作を生み出してしまうことにある種の感慨を覚えました。未見で御購入予定の方は、一度レンタルで内容を確認してからの方が良いのではないでしょうか?【ito4188】

前に書かれた方もいましたが、「アポカリポト」という映画と同じ様な内容でした。主人公の恋人がさらわれて主人公が怒り狂って、神が統治している神殿に奪還しに行くという内容である。仲間はたったの3人という無謀な設定である。登場する生物はサーベルタイガー・マンモスである。「ジュラシックパーク」の草原のような場所でダチョウに似ている生き物に攻撃されている姿は滑稽である。ラストに神殿の支配者である神が登場します。それが面白いので☆2つにさせてもらいました。これから見る方は神に注目してもらいたいです。【自称侍】

実在しない映像なので全部作り物だろうと冷ややかな見方をしていました。同じ髪型の人ばかりこん棒で叩くシーンに迫力が足りない!おもちゃで殴ってるみたいなどなど 最初は 細かな点が気になってましたが後半になるほど 壮大な物語だということに気づき圧倒されました。【もも】

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション / の口コミ

相当中途半端な出来です。パニック映画にしては、パニックも中途半端。最後までモンスター出さないってのも悪くはないけど、小さいモンスターにしても、噛まれた後の広げ方も微妙です。新しいところと言えば、終始一貫してのハンディ撮影ってとこだね。そうは言っても結構見づらかったりします。初っ端の恋愛やり取りとかパーティのが興味深かったりで、口コミ以上に中途半端です。【masa_cazzo】

賛否両論ありますが、ただのパニックアクション映画とは違う斬新な作品だと思います。ビデオカメラでの映像という事で、揺れる画像に酔いそうになるかもしれません。しかし臨場感という点ではこれほど伝わる映画もなかなか無いと思います。最も意見の分かれそうなエンディングですが、個人的にはやはりすっきりしないです。ほとんどの事が不明のままなので、是非続編に期待したいです。【ポップマン】

「ゴジラ」という映画、観た事あります?NYが舞台のやつ。 あれで「助けてーギャー」って逃げ回る人達がいますよね、もしあの人達がその映像を自分でカメラで撮ってたらこーなる、っていう映画です。素人の映像っぽくしてるのでほとんどが手ブレ映像で酔いやすいひとはすぐ気分悪くなると思います。あと、もちろん物語の説明もないし、音楽もなく、ただ素人っぽい映像の連続です。で、始めの20分ぐらいは、ホーム・パーティの映像で登場人物たちがパーティに出てるだけなので、凄く退屈でした。でもそこに怪獣が現れパニックが起こり避難と軍隊出動・・・だんだん面白くなって、素人っぽい映像に怒りながらも引き込まれていく。何、この映画は凄くおもしろい!・・でどうなるん?って思ってるとブチッと終わります。説明もなしに・・・だから「はあ?!」って感じ。だから見終わったあとは30分ぐらい怒ってました。でもなんか気になる。あとでだんだん「何、凄いおもしろかった!」ってなる。後で最初の退屈だったパーティの場面も見直したくなる。なんか凄くハマる不思議な映画です。人によって好き嫌いが結構分かれると思います。【ラッテ】

壮絶な映像と聞いて買いましたが、がっかりな内容とつまらない映像でした。50型のプラズマで観てもたいした迫力が無い。どうしても観たい方は1回レンタルで観てからの方がお勧めです。【kanso】

会社の先輩に薦められたし、レンタル屋で、DVDが多数あったので、きっとおもしろいに違いないと思いましたが、間違いでした。ストーリーをはっきりさせたい人、映画のエンドの結論を求めたい人には、この映画は不向きです。私が、このタイプなので、この映画は、NGですね。何がなんだかわからないまま、ハイ、おしまい。となってしまいます。本気でつまらないと思いました。原因はわからないけれども、パニック映画に胸が躍るという方に向いていると思います。そういう方、是非、観てください。【anne4】

映画 クロサギ (スタンダード・エディション) / 山下智久/堀北真希/加藤浩次/市川由衣/大地真央の口コミ

詐欺師が詐欺師を騙すという知的トリックは相変わらず面白かったですが、映画版はTVに比べて主人公の周辺の人間関係や過去のエピソードのフォローなど色々なことを盛り込みすぎて消化不良気味で個々には面白いところはあっても全体としては焦点が絞りきれず、迫力に欠けていると思ったのが正直な感想。詐欺師が詐欺師を騙すという部分にもっと焦点を当てきった方がすっきりとはしました。【匿名】

映画 クロサギ 「毎度あり」エディション (オリジナルチョークバック付き) / 山下智久/堀北真希/加藤浩次/市川由衣/大地真央の口コミ

黒崎がIT社長になって英語を話すところがかっこよく、また見たかったので、購入を決めました。桂木が、シェークスピアのセリフを喋るところは間延びして、いらない、ドラマ最終回のほうが、はらはらドキドキした。御木本を追い詰めていないのは、続きを作るなら、ゼヒ氷柱とキスを。【渡部清香】

劇場版見ましたが、正直購入するか迷っています。少し期待外れと言いますか・・・この劇場版は完結?だと聞いたのに終わり方が凄く中途半端です。終盤、黒崎が宿敵・御木本の居場所を知って見つけたのに、どうなったか解からない終わり方!まだ続編が出るならこの終わり方もいいですが・・・・あと氷柱やゆかりの出番は全然少ないです。ファンの方は気の毒に・・・・桂木の出番ばかりが多く、桂木が主役?って思うぐらい!ゲストは飯島直子、竹中直人、笑福亭鶴瓶と豪華だったのに少し残念・・・・しかし大地真央だけは演技下手の為、ミスキャストだと思います。でも神志名刑事が黒崎を追い詰めるシーンは(特に黒崎がエレベーターの上をよじ登っていくのが)結構ハラハラしました。という事で星4つですね!【流れ星】

ドラマの雰囲気も保ちつつ面白い出来にはなってました。 ですが何故映画化? 最近はドラマ→映画化が多い。 正直スペシャルドラマで十分だった気がします。 【SakuД`*!】

映画館で見れなかったので非常に楽しみです。テレビドラマは最高でした。DVDも買いました。もちろん、これも買います。早く発売日がこないかなぁ。【カズ】

映画の内容としては普通に見れるレベルであり、それなりに楽しめる作品だと思いますが、あまり期待して見ると最後は虚しい気持ちになる。【たかP】

ヒットマン 完全無修正版 / ティモシー・オリファント/オルガ・キュリレンコ/ダグレイ・スコット/ロバート・ネッパー/ウルリク・トムセンの口コミ

PS2やPCでゲームになっていたものです 時代遅れの日本では人気なかったんですけどね 映画化されても人気のなさは同じみたいです日本の現代人には無縁の話ですしね 登場人物は あ〜この人どこかでってな顔ぶれです 日本向けサービスかな ゲーム画面もちらっと出てきます 冷酷ではなく冷たい感じの主人公 かなり良い作品です  Blu-rayもありますが今のままじゃDVDで十分 画質上げるだけのBlu-rayでしたら宝の持ち腐れですテレビが液晶やブラウン管なら尚更DVDで十分です 【警告】

任務を淡々と完璧にこなすエージェント47がインターポールとFSB(ロシア連邦保安庁)を相手に激しい攻防戦を繰り広げる話。確かにアクションは見ものですが、ストーリーははっきり言って中途半端で全く感情移入できない。オルガ・キュリレンコ演ずるニカとかいう女も正直要らない。設定に無理がありすぎるのでB級アクション映画と割り切って見ることをお勧めします。私は見終わったあと何ら心に残るものがありませんでした。唯一、アベ・マリアの旋律が心に残ったぐらいです。【soul-traveler】

劇場では観ずに、今回、完全無修正版DVDで初めてこの作品を観ましたが、 ボクは、素直にはまって、カッコよく観ることができました。 全編に渡って、クールでグロい映像が展開します。 完全無修正版なので尚更?かな…。 バンバン人が死ぬ日常でない世界。これこそが映画の醍醐味ですね。 オープニングのアベ・マリアがこの作品の全てを語っています。 ユーモアはなく、悲しい物語です。 ティモシー・オリファント演ずるエージェント47は、血も涙もないヒットマン。 しかし、オルガ・キュリレンコ演ずるニカと出会い、 彼女とふれあう中で少しずつ人間らしさが芽生えていきます。 その過程がひとつの見どころでした。 ドンパチよりも二人の成り行きがとても楽しめる作品だと思います。 脱ぎっぷりよく、しかもキュートに美しいオルガ・キュリレンコ。 これが少しもいやらしくない。カッコイイ裸です!! 彼女の誘惑に決してはまらない硬派な?47がいじらしく思えました。 そしていつまでも、影で彼女を守り続けるけなげな生き方に、 軟派なジェームズ・ボンドやルパンとは違ったカッコよさを感じましたよ。 各所で酷評も多いですが、ボクは、「さすがヨーロッパ・コープ!!」 と絶賛したいです!! 【parismatch】

冒頭からエンド〜回想の展開にやや戸惑い?でしたが…組織に依頼されてのHITMANは良いのですが、もっと依頼の回数を増やして、冒頭のテロリストの喉に「爆弾」仕掛けての展開が…あと2回くらい欲しかった、そして本編へのロシアの大統領(影武者)暗殺に流れたら★5つでした。全体的にはGOODです。GAMEが結構ムズイので、映画でストレス解消できました。【靴屋のごんた】

ゲームはやった事ありませんがこの人は目立ちすぎです。一目見て「危ない!!」という感じ、スキンヘッドに黒スーツ、後頭部にはバーコードのタトゥー、この容姿ヒットマンとしては致命的では?主演のティモシー・オリファントはダイ・ハード4.0の時も思いましたがどこかしっくりこない、与えられる役が良くないのかも。次回ボンド・ガールが決定しているオルガ・キュリレンコも出てますね。何かの記事ではウクライナの清純派女優と紹介されてましたが…?この作品を見る限りそうは思えません。プリズンブレイクのティーバックも出ていますがなぜ吹替えが若本規夫さんじゃないんだ!普通に喋っている彼を見ると逆に違和感を感じます。ストーリーを期待せず、アクションを楽しむなら十分面白い作品だと思います。【GOLLUMNIST】

マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション / ノラ・ジョーンズ/ジュード・ロウ/デヴィッド・ストラザーン/レイチェル・ワイズ/ナタリー・ポートマンの口コミ

ウォン・カーウェイが撮ると ニューヨークも香港っぽくみえちゃう。 状況は違えど、表現されていることは、よくあることだとおもう。 失恋をして、自分を変えたくて、環境を変えてみる 寂しくて、人に頼っちゃう いざ失ってみると寂しい 失った恋をひきずっちゃう どれも、その心情には頷けることがあって でも、自分ならここで、こうしないなって思うことを ベスがやってくれていて、 最後ほんわかハッピーエンドで心あったまります。【みーさん】

撮影は長年のコンビであるクリストファー・ドイルではないようですが、ネオンやカフェバーの店内といった場面の色調が、スタイリッシュというかカーワイ監督らしい。ところどころで入る、どこか淋しい荒涼とした大地の風景や、空の遠景映像。店での乱闘シーンを監視カメラの目で撮るとか、アップ画面の多用、テロップ使用もカーウァイ印ですね。(笑)使われる音楽も、ノラ・ジョーンズ自身の「ザ・ストーリー」は当然ながら、ライ・クーダーの曲が沁みるように使われていたし、「花様年華」で使った「夢二のテーマ」がハーモニカ・ヴァージョンで本作でも使われていました。また、エンドタイトル曲のキャット・パワーの「ザ・グレイテスト」もとても印象的でした。ところで、このキャット・パワーって、ショーン・マーシャルという女性シンガーソングライターの芸名で、ラストでジュード・ロウの元恋人役で登場したのがショーン・マーシャル本人とのことです!!ふたりが数日だけ知り合った冒頭部分から、1年後に再び会ってお互いを本当に好きになるには時間が必要だったということなのかな。チラシやポスターになっている、あの不自然な位置でのキスシーンが、やっぱりとっても印象的だしカッコイイ。さて、どうでもいいことですが、彼女の名前はエリザベスなのだけど、行く先々の職場(ダイナーやバー)で付けている名札が、リズ、ベス、ベティ、と違うんですね。どれもElizabethの愛称なんですが、これはわざと変えていたのかな。【一色町民】

映画初出演のノラ・ジョーンズが演じる失恋した主人公が、ジュード・ロウ演じるジェレミーと彼がきりもりするNYのカフェで出会い、愛の予感を感じながらも、自分を見つめる放浪の旅に出て、メンフィスとラスベガスで働き、約1年後にジェレミーの元に返ってくるというストーリー。主人公が出会う脇役達、特にそのセリフ、醸し出す切ない情感が素晴らしい。客から預かった鍵を捨てられないジェレミー。メンフィスでは逃げた妻を忘れられない酒びたりの警官と彼から離れたかったがいざ絆が切れると心の痛みをさらけ出す妻と出会い、ラスベガスでは他人を信用しない主義の女性ギャンブラーと出会い、別れる。実は何れも人との絆を求める人たちで、彼らが発する自然な感情の高まりと静かに主人公がそれを受けとめる様が胸をうつ。ウォン・カーウァイらしい色彩感覚の映像センスも健在だが、本作ではこの人と人のつながりを考えさせるストーリー展開に妙があり、心に残るセリフが散りばめられている。ロード・ムービー的な場面はギャンブラーとの車での旅と別れ。アメリカ西部の広大さを感じさせて素敵だ。こういう個性的な人たちと巡りあって一回り大きく成長して旅を終えるが、それはノラの女優としての成長に重なり合う。いい映画だ。ライ・クーダーと監督が選んだ曲の数々も魅力的。今年これまでに観たアメリカ映画では一番印象に残った作品である。【ともぱぱ】

うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組) / 夏帆/ゴリ/薬師丸ひろ子/石黒英雄/間 寛平の口コミ

さて、今回の高校生青春物のテーマは合唱部!!よくぞこのマイナーな世界を取り上げてくれたと期待大で観ましたが、ボクには今ひとつでした。確かにユーモア満載で笑いながら観ることが出来ましたが、最後の感動となると、うぅぅん。ボク自身も大学当時、混声合唱部に所属しがんばって歌ってましたので、主人公たちの想いはよくわかるのですが。まず、実際はこの映画のようなメジャーなポップスばかり歌ってませんよね。どちらかというと、マイナーコードの海の底深く沈んでいくような曲、おそらく合唱の世界にしか存在しないであろう曲、そんなのが主体でしょう。メジャーポップスは余興の域だったですね。今は違うのかも知れませんが。そして、ヤンキーばかりの合唱部ってのもどうかなぁ。路上弾き語りの尾崎の曲に感動したのなら、ロックバンドに走るんじゃないの。ゴリの役からするとその方が自然だと思うのですが。ここからはキャスティングについて。主役の夏帆は言うこと無し!!ダンシング・シスターを振りつきで歌ってるシーンが最高にかわいかったです。ゴリは、主人公に合唱のスピリチュアルを吹き込む重要な役柄ですが、ヤンキーってどうよ。薬師丸ひろ子の役柄設定もよくわからない。更に、ともさかりえと間寛平のキャスティングも、何をさせたいのかよくわからない。この二人でなく、もっとマイナーな役者を使った方が良かったのではと思います。作品の山場、最後の合唱シーンで歌われる曲を知ってるかどうかで印象がガラリと違ったでしょうね。尾崎豊、ゴスペラーズ、MONGOL800のファンの方にはたまらんでしょうな。特典ディスクには、映画で途中切れだった合唱曲がフルバージョンで収録してあります。ファンの方は、通常盤になる前に買っておくのがいいでしょう。【parismatch】

 まず最初に言っておきたいのが、「またこの手の映画か〜」と思わないでほしいこと。確かに構成としては、「ウォーターボーイズ」や「スィングガールズ」などの作品と同じといえなくもありません。しかし、本作品はこの手の映画の中でも3指に入る作品です。 見どころとしてはゴリの高校生役、湯の川学院の「15の夜」、夏帆の「I AM フルチン」、などですが、個人的に言うならば「見どころは全部」と言ってもおかしくはないと思います。 2008年を代表する映画の一本に必ずなる映画です。見ていない人は絶対に見てほしいです。特に「スィングガールズ」系の作品が好きな人にはぜひ見てほしい作品です。 【久保田真史】

まず「日活撮影所」製作っていうのが嬉しいなあ。最近は「なんとか製作委員会」という広告代理店が資金を集めたシャシンが多いが、本作は日活のほぼ一本かぶり。名匠・新藤兼人が雑誌で「映画という‘商品‘よりも私は‘作品‘を作りたい」と語っていたが、本作は紛れもなく「作品」として世に出た良作だろう。尾崎豊からしてすでに反則なのだが、合唱を聞いているだけで感動してしまう。夏帆は最初はとんがっているが、最後のコンクールのシーンでは合唱部の一員として溶け込んでいた。要はワイドショットだとどこにいるのかわからないのだ。これは田中監督の演出力によるところも大きいが、夏帆の「スター気配」を消した演技力も見事だった。思えば「天然コケッコー」のころからこの才能はあったよなあ。またゴリがいなければ本作の魅力は半減していたかもしれない。キャスティングの妙にも唸らされた。ここ5〜6年、類型の作品も多いが、本作はその中でも上位にくる作品だと思う。お勧めです。【katsuya30】

最近,洋画・邦画を問わず,音楽を題材にした良作がたくさん手がけられ,音楽好きには嬉しい悲鳴ですね。映画で扱われた分野も,ピアノ,吹奏楽,オーケストラ,合唱,音楽家など,実に多岐にわたり,人と音楽の調和を心地よい音楽(強烈なものもある)にのせて,うまくドラマに仕立ててくれて関心しています。(韓国映画の覆面ダルホがこの分野に属するかどうかは判断しかねますが…)さて本作は,誰もが経験しているけど,好きな人はあまりいないという,音楽分野ではマイナーな“合唱”を題材にした青春ストーリーです。歌が上手いと自惚れていた高校生の主人公,荻野かすみ(夏帆)が,合唱部の仲間と周りの影響で歌と自分を見つめ直していくという筋書きですが,観客の想定年齢は40歳未満といった感じのつくりです。35歳のゴリが高校生のヤンキーグループのリーダーを演じ(チョッと違和感あり),メンバーたちと尾崎豊の歌を熱唱するシーンは感動的です。合唱シーンには,山田耕筰,尾崎豊,MONGOL800,本作で映画初出演を果たしたゴスペラーズの提供曲と,クラシックからポップスまで,名曲がたくさん盛り込まれ,合唱の魅力を余すことなく伝えてくれます。合唱なんてと思われている方,少し高齢の域に入ったかなという方も,是非ご覧になってみてください。観ると元気が湧いてきて,一緒に歌いたくなると思いますよ。【nappunsaram】

大好きな青春もの。 今回のテーマは「合唱」です! まぁ、マイナーなところに目をつけたというか、おそらく世間の皆さんの合唱に関するイメージはズバリ『地味!』ってとこじゃないでしょうか? どっこい、この映画。 もう30を超えた私の気持ちを揺さぶり動かしてくれました。 映画館で感涙の嵐。 (恥ずかしいくらい涙が出てしまった) いやー、青春映画ってすばらしい。 サイコーでしたよ! 主人公の女の子は自他共に認める合唱部のNo1ソプラノ。 練習も熱心、才能と美貌(?)も手伝って、学校での人気も非常に高いまぁ、いってみればいうことなしの女の子です。 ところが、好きな男の子の“ほんの一言”がきっかけで合唱をすることに疑問を持ち始め、歌うことに迷いが生じます。 そんな折、ゴリ率いる地域一番の不良高校の合唱部の魂こもった合唱に出会います。 (この時の「15の夜」はすごくいい!) さて、歌うことに迷いがなくなって再び練習に参加した主人公を、部長さんは厳しく迎え入れます。 もはや譜めくりしか役割のない部活の毎日。 それでも主人公は「歌う」ことが自分にどれだけ大事かを理解し、必死に耐えます。 そして迎えた合唱コンクール! ここの「青い鳥」はきちゃいますね。 フィナーレに「あなたに」をもってくるなんて卑怯です(笑) 完全にいかれてしまった私の涙腺。 これはDVD買ってしまうかもしれませんねー。 すばらしい一作でした! 【fankybassman】

リアル鬼ごっこ スタンダード・エディション / 石田卓也/谷村美月/大東俊介/松本莉緒/吹越満の口コミ

全体的に上手く纏まっておりそう悪くは無いと思います私も原作は読んでいませんがそれなりに楽しめた方少々大胆な設定ではありましたが見終わった後なるほどね・・と思える作品あくまで重点は「鬼ごっこ」で鬼の視点から見れば飛び道具を使ったりせず必ず捕まえてから拉致 死刑執行。鬼への恐怖や世界観独自のダーク感も出ておりアイデア性では星二つです【len】

バトル・ロワイアルみたいな名作か。などと淡い期待はあっさり裏切られました。主演の男の演技が下手なのもあったし、重鎮がいなかったのもある。いちばん悲惨なのは設定としてのもう1つの世界とのリンクで、なぜ今の世界の妹を助けたらもう1つの世界の妹を助けることができるかということ。これなら現実の世界にいる人は何もしなければいいのであって、これで助けられるなら何でもありになりますよ。もう1つの世界の妹が殺されたら現実の世界の妹が死ぬのなら、それはそれで無理に納得もできますが。柄本明のキャストも悪かったな。三流の単発ドラマを見ているようでげんなり。唯一が鬼役のコスくらいか。どちらにしても期待しすぎて見るに値しないです。【kotori】

原作は読んでませんが、まぁまぁ楽しめましたね。佐藤さん狩りが行われている並行世界(パラレルワールド)に主人公がジャンプして、訳も分からず逃げまくりながら真相に迫っていくという話。細かいところで設定に無理がありましたが、これを演じたキャストの皆さんの演技力のおかげで意外と楽しめると思います。特に主演の谷村美月さんが素敵でした。【soul-traveler】

原作を読んで面白かったので期待してましたが・・・鬼ごっこが中途半端でした鬼ごっこがメインのはずなのに、そこが中途半端原作を読んでる人は物足りないと思います。ってか、原作とは違うものとしてみたほうが良いと思います。【ぴー】

ちなみに原作は読んでません。パラレルワールドのとある次元では王政が敷かれ、佐藤さん狩りが行われている。まぁ内容からして馬鹿馬鹿しいのだが、それにしてもあまり面白くなかった。鬼ごっこの動機付けもなんだか強引だし、鬼もなんだかショボい。主役 石田卓也さんと名脇役 柄本明さんはいい味出してました。あと個人的にですが、久々に松本莉緒さんが観れたのもよかったかな。【DJ TOSHi】

アメリカン・ギャングスター / の口コミ

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウ、そしてリドリー・スコット監督。DVDを購入すべきか否か、どうするかず〜っと迷ってた作品です。そしてとりあえずレンタルで観て判断しようと思って結局観た後も迷ってます。内容に関しては皆さんご存知の方が多いと思いますので、多くは語りませんが、デンゼル・ワシントンがさすがの名演をみせてくれます。ただちょっと2時間半は長いです。DVD買って何度も観るかな〜?う〜んでもやっぱり買うかな・・【ともけい】

1970年代にニューヨークの「麻薬王」として君臨したフランク・ルーカスと、彼の検挙に執念を燃やした麻薬取締担当刑事が織り成す実話をベースにしたドラマ。見終わってみての感想は、出来事の描き方に濃淡が付き過ぎており、全体としてつながりが悪い面が目立ち、「腹に落ちない」印象だった。麻薬の仕入れ・販売の際に中間業者を排除して高品質・安価な麻薬販売に至った経緯、血縁を重視するイタリアン・マフィアをならって出身地のノース・カロライナから親族を呼び寄せ組織の幹部に据えたこと、ニューヨーク市警の中で汚職がいかに猛威を振るっていたかといった事が丁寧に描かれていた一方で、かなり唐突な印象を受けた場面も多かった。個人的に致命的かなと思ったのは、ルーカスが、検挙された後に検察官に転進した刑事と信頼関係を築き、ともに組織のメンバーや汚職刑事の告発を進めていく下り。作品では、ルーカスは単に刑期を短縮するために司法取引に応じたように見えてしまっているが、実態はそうではなかったはず。子供の頃から「仲間を売らない=売ったら死」というギャングの掟に親しみ、義侠心ある振る舞いで敵味方を問わずある意味で人望が厚かったと伝わるルーカスが、我が身可愛さで簡単に他人を売ることは想像しがたい。きっと、当時のルーカスの中で何か大きな変化が生じたのではないかと想像するが、作品中ではそれは描かれていない。恐らく、最終形で3時間近い放映時間になっていることから想像するに、そういった点を含めて細部に至るまで精緻に描いた結果、長大な作品になってしまい、編集段階でバサバサとカットすることを余儀なくされたのではないか。特典付録の、リドリー・スコット監督による解説音声付バージョンで、監督の声音が何となく元気なく淡々としていたのも、そういった本意で無いことが行われたことが背景にあるのではとすら邪推した次第。脇役を含めて個性的な俳優陣を配した配役、再開発によって現在はすっかり生まれ変わったNYのハーレムで、70年代の雰囲気をよく再現した演出は特筆ものだと思うが、いかんせん(編集後の)脚本が。。。アカデミー賞の本命とみられつつ、大して受賞できなかったのもその辺りが理由か。非常にもったいない作品との印象です。【カシアス】

『映画』という商売にする(観客動員を確保する)ためには、『マフィアの実話』といった形容は効果的なんだろう。本作品に於て、『麻薬とギャング』という部分を差し引き『商売と収賄』というテーマで鑑賞すると、それほど面白い映画になっているとは感じられない。同じことをやっても、例えば『サラリーマンと政治家』じゃ『絵にならない』ということだ。本来、そんなことはないだろう。収賄、裏切り、敵対的合併をテーマにドラマチックな経済小説だって存在する。この作品がそこに当て嵌まらないだけだ。そう、本作テーマに面白さは皆無。それを興行商売にするには『実在の人物』であったり『犯罪行為』でなければならない訳だ。どうせ『実在の人物』をウリ文句にするのなら、どちらかのどこかの時点をメインテーマに据えるべきだった。発生から収束まで、二人の人間を同時に描写することで、『実在の人物』がテーマではなく『商売と収賄』がテーマになってしまっている。繰り返すが、それじゃぁこの作品は出来損なう。【beach】

今回、何故わざわざリドリーがこんな駄作のメガホンをとったのか不思議で仕方ないです。まず、キャスティングに問題アリです。刑事役のラッセル・クロウは、余り役に入りきれてないと思いました。特に、親子のシーン辺り。ギャング役のデンゼル・ワシントンは悪役としては今回が2度目(トレーニング・ディ)かな?悪役になりきれてない、特に兄弟にたいして。この映画は実話を元にしてるらしいが、映画を面白ハラハラ魅せるなら。始まりとラストが大事です。始まり、処刑のシーンだが至って普通。肝心のラストも、デンゼル・ワシントンが刑期をおえてラッセル・クロウが迎えにきておしまい。普通は悪役と刑事役が対決するでしょ。ただ、捕まえるだけて映画としてどうなんでしょ。資料映画じゃないんだから。やっぱり、悪役は死んでほしい。最後に一つだけ、映画はより短く編集した方が良い作品になる。95〜120分程度に。今回の作品は対して見せ場がないのに、いらないシーンが多すぎる。特に、デンゼルの家族と過ごすシーンとか。3時間近くもダラダラした内容で残念…。【千秋】

それぞれにストーリーがある2つの点がいつ繋がり、線になるのかとゾクゾクしながら見守った。散々焦らされただけに、2大俳優が相対するシーンには震えた。人気・実力ともに現代ハリウッドを代表する2人だからこそ出せる緊張感。この緊張感を味わったのは、「ヒート」でロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが相対したそれ以来だ。銃撃シーンにも華があり、終始地味な展開が続くギャング映画で終わってないのも良い。【Red Kandi】

300<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) / ジェラルド・バトラー.レナ・ヘディー .デイビッド・ウェナム.ドミニク・ウェスト.ビンセント・リーガンの口コミ

戦って、戦って、戦いまくる!観てて思わず拳をグッと握ってしまいます。全編背景はほぼCGらしいけど、それがまた幻想的でよろしい。百聞は一見にしかず、観るべし!【ともけい】

古代スパルタ兵士の壮絶な戦いを描いた映画「300」。この映画をオススメできるのは間違いなく、「男の子」だと思います。歴史考証とか、それぞれの伝説、逸話など、深く掘り下げようと思えばいくらでも深く観ることが出来る映画ですが、そんなことよりなにより「少数の選ばれた精鋭たちが、自分達より何倍もの数を誇る強大な敵に挑む」というシチュエーションが燃えるんですよねぇ。勝ち目は無い絶望的な状況にも決して、怯まず引かず屈せずのピュアファイター達の戦い。これはやっぱ「高潔なる真の男の映画」でしょう。逆に言えば、その部分を目立たせる為、もしくは盛り上げるためであれば、多少の話の脱線や、もはやSFとしか思えない奇妙な設定も平気で盛り込んできます。「戦いの美」を追求するためであれば、たとえ相手が完全武装でも、こちらは防御力ゼロに等しい軽装で勝負です。普通に考えればありえないのですが、だからこそ、スパルタ兵たちの崇高な精神が際立って見えるのだと思います。映像は非常に美しく、時に幻想的で、どのシーンで一時静止ボタンをおしても、そのまま美術館の絵画になってしまいそうなクオリティです。ただし、癖はあるので好みは別れるかもしれません。個人的には、遥か大昔の血なまぐさい戦いを、このような画像で処理することにより現実とも幻ともとれるユニークな雰囲気をかもし出すことに成功していると思えます(原作の雰囲気にも忠実ですし)。私は好きな映画なんですが、周囲の女性の誰に聞いても「イマイチだった」とか「あまり観る気がしない」とか言われてしまうんですよねぇ。血気盛んな貴方(?)は是非鑑賞ください。【タナカ】

存在したで在ろうスパルタを見事に映像化したのだと思います。勿論スパルタ目線なので、敵国ペルシャが不思議国家なのだとしても当たり前な表現なのではないかな?(日本だって未だに侍が居るって思われてるんだし)そして素晴らしいのが戦闘シーン。チームワークとスパルタの誇りを持つ彼らの戦闘シーンは圧巻と納得です。スローが多く使われているけど、それが美しい戦闘シーンを効果的に魅せているのだと思います。殺戮シーンにリアリティを求めるのっておかしいと思うので、そういったシーンを好む方は『グラディエーター』を観る事をお勧めします。【ぴよこ太郎】

自分はこういった史実があったこと自体知らずに鑑賞しましたので単一の映画としてみたレビューです。美しすぎる男達の腹筋アクション映画。国と己の誇りを懸けて腹筋丸出しの超軽装たった300人で100万の兵を退ける為の戦いを描く戦闘パートと王の覇権を巡る陰謀パートの交錯的構成。正直後者はそんなに面白くないです、むしろじわっと余計に感じたりして。でも王の妻への愛を語るには必要なパートなので仕方がないかも。とにかくアクションが見所。死体での壁の構築等残酷な描写もかなり多いものの戦いそのものは血飛沫舞い飛ぶ惨状を描きながらもグロテスクを然程感じさせない。とにかくリズムがいい、次から次へ展開されていく剛毅な男達の戦いに目が釘付けになる。映画全体、背景に至るまで画像への脚色ともいえるものが施されているがこれまた美しい。戦闘シーンでのCGの多用は時に興奮を削ぐが本作のそれは俳優達の鍛え上げられた肉体と相まってその説得力を強烈に押し上げている。人間とテクノロジーが映像で理想的に融合した一つの芸術の形だと思う。あまり小難しい事やリアリティを求める方にはちょっとオススメしかねると思います。かなり人外の存在も出てくるので史実を元にした映画としては評価されにくいかと思いますし。とにかく男の熱い戦いが観たいという方にオススメ。腹筋を鍛えたくなっちゃう事うけあいです。【三日月】

史実に忠実である必要はありませんがテルモピュライの戦いがなぜ熱いのかが描かれていないのが気になりましたあの熱さが分からなければそれだけで面白さ半減だと思います。西洋では知っていてあたりまえの歴史だからでしょうか?戦闘もスローの使いすぎで面白くないですおまけで入っていたROMEが面白かったので三つ【もさお】

プラダを着た悪魔 (特別編) / アン・ハサウェイ/メリル・ストリープの口コミ

仕事で頑張ってる方!特に女性には見てほしい映画ですo(*^ー^*)oきっと次の日に元気に仕事にいけますよww仕事で悩んでる方も見て見てください!最後に一言!!仕事に思い入れがある方や上司にどやされて悩んでる方!是非この映画を♪【ムタ】

ロマコメ・ファンがロマコメに求めるべきすべての要素をカバーしつつも、“お仕事”テイストたっぷりで、“ラブ”だけじゃしゃらくさい層にもオススメっ。これはSEX AND THE CITYの流れに上手に乗っている塩梅で、SATCファンはまず見て損なんかじゃない。掘り下げが弱くディズニーかっ!?っていう部分も否めないケド、そこはハリウッドならではのロマンティックさとファンダジックさっ。 夢を見させて欲しいから、そんなコトけして問題じゃない。感動が理屈を超越するってあると思う♪ それぐらいこの作品にはキラキラとした“夢”や“浪漫”や“Happy”がつまってる。それらキラキラを象徴させるアイコンがやはりヒロイン・アンハサウェイのキュートさ。 世間知らずで、ぼんやりしてて、それでも可能性と野心に溢れた魅力を秘め、やはり彼女もまた90年代じゃなく“今”のヒロイン像。彼女が持ち前の器量の良さと賢さ、魅力で仕事にのめり込み、ファッションもみるみる洗練されていく様はまさにシンデレラ・ストーリー。マドンナのナンバーに合わせコロコロと七変化していくシーンはまるでファッション・ショー。最高にワクワクするお気に入りのシーンのひとつだ。けれども、自分の中ではやアンやはりは4番目。。それぐらい脇が凄いコトになってます!まず言わずもがなだろうケド、メリル!女優としての、そして鬼編集長としての存在感のデカさはそのいで立ちだけで十分な説明になる程。そして美しい。次に、スタンリートゥッチ演ずるナイジェル。温かさと厳しさを合わせ持った、クールでありながら柔軟な雰囲気が魅力的で、アンディの理解者として非常に重要なポジションを担うに足るSmartさ! そしてアンディ以上に感情移入してしまった影のヒロインと言えるのがエミリー!!彼女は登場した時からスゴくギラギラしていてオーラたっぷり!おまけに皮肉たっぷりで、シニカル!edgeが効いていて、アンハサウェイとのコントラストも巧み。可哀想な役回りではあるケド、だからこそ愛すべき皮肉屋な姿はとても好きだ。ファッションが大好き!っていうのもスゴく伝わるしねっ。正真アンが可哀想なぐらい曲者揃いだケド、そんなストーリーの中心で潔く“つまらない”キャラを素直に嫌味なく演じたアンは素晴らしいっ!夢に仕事に恋に人間関係に、日常を逞しく生きていくための“夢”と“教訓”がつまった傑作☆ 是非☆ケイティ・タンストールをはじめ音楽もナイス。【052-fivestar】

オシャレに興味のない女性が、世界中の女性が憧れる仕事をゲットしてしまう。でも、それは何人もの女性がギブアップしたポスト。その上司ミランダが悪魔のようなハイレベルな注文ばかり突きつけられる。朝から晩まで鳴り続けるケイタイ。彼氏との誕生日も祝えないし本当にこのままでいいのって言う感じの映画です。キャリアのためにやっているのに私生活がめちゃくちゃで私はこれでいいのってヒロインが考えています。少しずつファッションの世界に染まっていってしまい、このまま行くのかと思いますが、昔からの彼とよりを戻すためにスパッと仕事をやめたのが見ていて気持ちがいいです。あーこういう女性も素晴らしいなって感じさせられる映画でした。【プラネタリウム】

ちょっとネタばれを含むかもしれませんので、予備知識無しで見たい方は以下を読まないで下さい。ストーリー ;大学を卒業し、ジャーナリストを目指して都会にやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)が、面接を受けたのは、全く縁のなかったファッション業界。超一流ファッション誌の編集長ミランダ自身の気紛れで第二秘書に採用されてしまいます。ミランダの公私を問わない無理難題に閉口し、愚痴をこぼしていたアンディですが、編集チームリーダーのナイジェル(スタンリー・テュッチ、彼の助演がまたスバラシイ)に『ボスの求めているモノはワガママでなく、プロとしての仕事なんだ!』と気合を入れられます。その後、目覚しい速さで仕事を覚えたアンディはパリのファッションショー行きのチャンスを掴みますが、その出発前、彼氏も含んだ友人達と気まずくなってしまいます。離婚を突きつけられ、また、リストラで編集長の座を追われそうになるなど、窮地のボスを何とか助けようと、走り回るアンディですが、ミランダは既に自身で手を打っており、その余りにも人の気持ちを無視した考え方にもうついてゆけないと、そのまま職場を放棄します。帰国後、再就職のため出版社の面接に向かったアンディに、前職を短期間で辞めた理由について尋ねられ、大ピンチ・・・この後の展開はお楽しみです。従来のハリウッドのサクセス・ストーリー映画より、登場人物や脚本が、はるかに具体的で説得力のあるリアルなもので、非常に楽しめました。メリル・ストリープの名演に魅せられた方々には、彼女の他の作品『恋に落ちて(共演 ロバート・デ・ニーロ)』『マディソン郡の橋(共演 クリント・イーストウッド)』も強くお勧めします。【Shine 平】

誰もが羨むファッション誌の仕事に就いたアン・ハサウェイ演じるアンドレアが、メリル・ストリープ演じる恐い上司のミランダにしごかれながらも成長していくサクセスストーリー。。。なんて、簡単に紹介できませんっこの映画を観ていると、本当にいろいろな感情が涌いてきます。きっと、社会の中で生きる誰もが感じたことのある不条理さであったり、完璧に仕事をこなせない自分自身への苛立ちだったり、映画が進むにつれて、アンドレアに自分自身が重なっていきます。映画の中で、特に私の好きなシーンは、ある日、街中で偶然すれ違ったアンドレアとミランダが、まるで試合後のボクサーのようにお互いを見て、とてもいい顔をするシーンっ!この表情が、本当に素敵です。【82】

バンテージ・ポイント コレクターズ・エディション / デニス・クエイド/マシュー・フォックス/フォレスト・ウィッテカーの口コミ

大統領狙撃事件の真相を、様々な人物の視点から明らかにしていく映画。というわけで様々な人物の視点が描かれるわけですが、ある一人の視点で話が進み、真相に近づいたと思ったら、巻き戻し、別の人の視点で事件を最初からプレイバック、が何度も繰り返されます。そのため、確かに真相がわかりやすいです。が、巻き戻しがなんともしつこい。途中でだれてしまいます。従来のサスペンス通り、基本的に主人公のみの視点から描けば半分くらいの時間で解決できるんじゃないの?と思ってしまいます。従来のサスペンスを見飽きた、ちょっとひねりのあるサスペンスが見たい、って人にはおすすめです。【くちぶえ】

確かに面白いんだけど、何回も何回も巻き戻しされて、いいかげん具合が悪くなった。巻き戻しのときは眼を閉じて終わるのを待ったくらいです。スパッとシーンを変えてくれればいいのに・・。皆さんの言うとおり細部はつくりが荒い感じ。暇つぶしにはよいかな?【浜太郎】

アイデア、構成ともに秀逸。キャラクターの掘り下げも尺の割にはよく出来てると思います。オマケに俳優陣の演技もいい。だけど・・・・・なんでしょうか、すごく疲れるんですよ。一息つく暇が全くありませんからねえ。陳腐な表現ですけどジェットコースタームービー。あと、必要ないキャラクター・エピソードがあるのも事実。こんだけの俳優使うことになったんでエピソード加えました感が。そんなことないと思うんですが。割と楽しめましたけど、とても疲れるんで2回目はしばらくたってから観ようと思います。この監督の次回作に期待してます。【メタ】

映画館で観た時、思いました。プレイバックはDVDチャプター再生向け、地上波ならCM明け?斬新と思います。影武者がちょっと-1。【野球中年】

こういう映画を撮るからハリウッド映画も馬鹿に出来ない、とどこかに書いているのを見て、それなら観に行くか、と思って劇場で観ました。納得です。こういう変則な撮り方をしているのに、役者のアクション、カーアクションなどのレベルもそこらのそれよりも何倍も見栄えしています。撮り方が巧みです。俳優人も見知った顔が多いですし、少なくとも損をした、と感じる映画でないことだけは断言出来ます。【竜四】

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション / エイミー・アダムス/パトリック・デンプシー/ジェームズ・マースデン/ティモシー・スポール/イディナ・メンゼルの口コミ

……ここまで嫌悪感しか感じられない作品も珍しい………。ウォルトさんが丹精込めて作り上げてきた素晴らしい作品たちを、軽んじているとしか思えませんでした。製作スタッフは彼の考え・志をどれほど理解していたのか……。キャラクター(特に主人公)がどれも上辺だけで、感情移入や共感のしようもないし、憧れることも出来ない。何より“歌”“ミュージカル”に対する解釈の仕方が酷過ぎる。「突っ込みどころ」ならまだしも「見たくもない」シーンの連続でした。少なくとも私は、ディズニー映画で登場人物の歌う歌を、すべて“歌”と見てはいないし(独白やモノローグ等を映画的に表した、と感じています)お伽の国が単純な幸せばかりの世界だとも決して思ってはいません。そして現代ニューヨークへの幻滅。あらゆる意味で。子供の頃から憧れたり、大好きだった物語やそのキャラクター達の数々が汚された思いです。こんな映画に『ウォルト・ディズニー』の名前を使って欲しくない……。こんなものにかけるお金と時間があるのなら、もっと純粋なアニメ部門に力を注いで頂きたいのに……。時折出される過去作品の続編や番外編の方が、はるかに安心して楽しめます。(ついでに言わせて頂ければ、主人公は結局王子とは結婚しなかったのだから、最初から最後まで“プリンセス”の身分ではありません。なのにプリンセスと安易に呼ぶのは如何なものでしょう…)“お伽噺の不文律”に異を唱えるという設定なら『魔法使いハウルと火の悪魔(小説)』の方がよっぽど心地よく作られています。…もう、映画会社としてのディズニーの新作には、過剰な期待はせずにいた方が良いのでしょうか……悲しいですが。(そしてこんな映画に賛同した人の多さが、また悲しい)これを見て「ウォルト・ディズニーが作ったのは人が唐突に歌い出す変な話」等という誤解をする人が表れていないことを祈るばかりです。【アリス】

これ以上のパロディって不可能なんでは?笑いどころ、泣かせどころを完璧におさえて、直球のストーリーでこんなに面白いなんて・・・。見事な万人向けエンターテイメント。四の五の言わずにさくっと見るのが吉でしょう。甘ったるいディズニーアニメで始まったなあ、と思ったらニューヨークを舞台に変えてそれを平手打ち!でも結局はそれぞれがそれぞれを理解しだす・・・。王子が安宿に泊まるところとかの哀愁とか、姫がだんだんリアル世界の複雑性を理解しだすところとか、リスや召使のサイドストーリーも楽しい。魔女だけはリアルでもなぜか堂々と魔女だけど。ヒロイン役も無名に近い人を持ってきて、これだけのものを作れる。邦画なんて内輪のお遊びにしか見えなくなってしまうね。【gene_56】

最近のディズニーって他の作品からインスパイアされたと思われるシーンやストーリーが多くて好きじゃなかったんだけど、セルフパロディしてしまった事に、ディズニーの懐の深さを感じた。よかったのは特典ディスク、ヒロインのエイミー・アダムスの年齢が意外だったり、未公開シーンを見ると、脇役達にもしっかりとサイドストーリーがあったことが分かる。ただ、監督のコメント通り、ストーリーを簡潔に流れをよくする為にカットしたことは分かるが、王子や婚約者他、脇役達にももうスポットライトを当てて欲しかった。その為、ラストの大団円が唐突でこじつけっぽく見えてしまった。【tomoyae】

まさにその名の通り見てる間中『魔法にかけられて』いるかのような錯覚に陥りました。アニメと実写の融合。エイミーアダムスは本当にディズニーのプリンセスであるかのような美しさ。内容もディズニーの王道のような展開。あと少しでお姫様になるはずだったジゼルが悪い女王の手によっておとぎ話とは程遠いニューヨークへと飛ばされる。そこでジゼルは『真実の愛』を見つける事になる。他のディズニー作品のパロディも見所です。【☆蒼碧☆】

始まりのアニメの部分は、私の年齢だとちょっと気恥ずかしいくらいのお姫様もの。そこから一転、実写の世界へ。アニメではふわふわのドレスも現代だと動きにくそう・・・。わたしが一番楽しかったのは、動物たちと一緒に部屋を掃除するところですね。アニメだと鹿やリス・うさぎなどのかわいい動物たちが掃除を手伝ってくれますが、現代では!!なモノがお手伝い。あんまりうれしくないなぁ・・と思いつつも、動物の動きのすばらしさには感激・感心!おまけ映像に、いろいろな特殊撮影や編集の様子が入っていてとっても楽しめました。全部見ると、かなり長時間が見る価値はあります。【smico】

ジャンパー (特別編) / ヘイデン・クリステンセン/サミュエル・L・ジャクソン/ダイアン・レイン/ジェイミー・ベル/レイチェル・ビルソンの口コミ

この映画を批判してるのは完全に玄人だな!!てかもう少し頭柔らかくして見ればいいのにw映画に深い感情や構成やストーリーとか色々考えすぎて見てるから薄っぺらい映画とかいうんでしょね^^;ショーシャンクやニューシネマ・パラダイスとかあんなのだけが映画じゃないし!!こうゆう気楽に見れる映画もありだろ!てか玄人批判になってしまったwいかんいかん!まあ〜この映画は気楽に見るべし!完全な素人さん向けの映画かな!アクションシーンもなかなかだし(玄人)さんでなければ見て損はなし!最後に一言!まあこんなとこにコメントしてるくらいだし玄人が多くてもしかたないか^^;【ムタ】

飛行機の機内でみて、爽快なシーンが多かったのでDVDでもう一回。映画って案外「場所」に依存するというか、ロケ地の雰囲気が映画の空気を作るところがある。この映画は理由づけもなくポンポン場所が変わっていくので、そういった場所依存の空気から自由。原作アリの作品だけど、そこが逆に映画向きだなーと思った。ストーリーうんぬんよりも、この圧倒的にフリーダムな感じ。自分にとってはそれがこの映画のすべて。主人公はポンポン場所を移動できるのに、追手のパラディンは重そうな機械を使わないとダメ。この特殊能力を振りかざす爽快感に共感できるかどうかがポイントで、これはもうSFの醍醐味の一つだと思う。そういう意味では、14時間拘束される飛行機のシートとか、観る場所として最適w最近のバットマンシリーズみたいに重い話だったら多分二度は見なかっただろう。パラディンに復讐している能力者の男の妙なテキトーさ加減が結構ツボだった。【gene_56】

他のレビュアーの方と同様、主人公に魅力を感じない。ピカレスクというわけではないし、「殺人はしない」と云いつつ相手が死んでもおかしくないような事をしていたり、昔いじめた若者を強盗犯にしたてたりなど、ルパンの様に信念のある悪党でもない。とにかく小物なのだ。結局、サミュエル・L・ジャクソンの演技力も相まって、敵方の方に魅力を感じてしまうのが難。個人的にテレポート能力は超能力の中で最強だと思っているが(小松左京のエスパイとか菊地秀行の妖戦地帯とか)、派手さがない為か映画では脇役が多い。それを見事な映像美で表現してくれたことは評価したい。プロジェクターで見たが、出来ればブルーレイで見たいと思わせる魅力があった。【tomoyae】

サミュエル・L・ジャクソンの大ファンなので期待しましたが、期待を上回る作品じゃなかったです。キャスティングに文句はないし、CGも迫力があるし、テレポートのアイデアも面白い。でも主人公のことは好きになれないし、「僕は特別だ」と言ってるところも、いいたいことはわかるけど自己中心的にしか見えない・・・・もっとアクションをたくさん観たかったという気もする。ストーリーにしても、スパイダーマンのように成長することもなく、終わったときに「アレッ?」と中身のなさを感じる。ダグの映画は嫌いじゃないけど、今回は失敗だったのではないかなあ・・・でもユーモアのセンスもあって、いい監督なので今後に期待したいトコです。【リトルバード】

この作品を酷評している意見をちらほら見かけます。でもちょっと待って下さい。前半にひとつ印象的なシーンがあります。主人公が見ているテレビには洪水の中取り残された人々が絶望的な状況で孤立しているニュース映像が流れています。これがスーパーマンやスパイダーマンなら即座に飛んでいって華麗な救出劇が繰り広げられるシーンですね(笑)でもこの映画の主人公はそんなことしません。そんなテレビの中の状況には目もくれず、銀行から盗んだお金をカバンに突っ込みそのまま颯爽と世界中を飛び回り自由気ままに遊びまくります。善良な主人公を期待していた人は、ここで裏切られた気持ちになったのではないでしょうか(笑)でもこのシーン、よく考えて見てください。極めて意図的に創られています。あきらかに「わざと」こういう演出にしていますよね。全編を通してそういう演出が貫かれています。ここに気づくか気づかないかでこの映画の評価は天と地ほどの差がでてくると思います。善良な主人公を期待していたのに裏切られた!と思った瞬間、そういう期待をして映画を観ていた自分自身に気づかされたわけです。この映画ではふたつの勢力の争いを眺めることになりますが、どちらが善でどちらが悪、といった明確な区別はありません。つまるところこの映画の制作者の狙いは「そこ」にあったんじゃないかと。確かに私もこの映画を観終わった時、「なんだこの内容の薄っぺらい映画は…」と一瞬思いました。でも、自分自身のものの見方にとらわれず、色々なものの見方で作品を観てみる、というのも映画を楽しむコツのひとつではないでしょうか。そういうことを考えるキッカケをくれたことを高く評価してあえての5点満点です。あとはまぁ…ありがちだけど普通にジャンプシーンとかおもしろかったんで…【Hepon】

ラスト、コーション / トニー・レオン/タン・ウェイ/ワン・リーホンの口コミ

実は邦題の「ラスト、コーション」のラストを“Lust”ではなく“Last”と思い込んで観ていました。しかし、この作品のクライマックスは、最後の土壇場でのヒロインの‘逃げてっ’という叫びの瞬間にあります。ですから〔色、その戒〕という本来の意味よりも、間違って思い込んでいたタイトルの方が、むしろ本質だったのかも知れません。王兆銘南京政府の採った微妙な対日バランス政策がもっと描き出されていれば評価は5のレベルなのですが・・・。【NINZYA】

アン・リーは、ハリウッドで頑張っている唯一とも言えるアジア系米国人であり、コンスタントに上質で、ある意味では破綻のない優等生的な映画を作り続ける、職人的な監督だと思っていました。でも「ブロークバック・マウンテン」を観てびっくり!個人的には「見る眼」が変わった。そして、たたみかけるように「ラスト・コーション」。元々、既に実力があり、実績のある監督なので、出来が良いのは当たり前。ただ、この作品は別格。個人的には、現時点では、彼が祖国で撮ったこの作品こそ、ベストだと評価します。かつ、やっと彼が一番撮りたかった映画を撮ることが出来、そして私はそれを観た!でした。特に、あんなに過激で、かつ緊張感ある、「生と死の極限」とも言えるベッド・シーンは異常で、あんなベッド・シーンを初めて映画で見た!衝撃的でした。おそらく一生忘れないと思います。しかも「技術的にあのシーンをどうやって撮ったのか」未だわからない。単純に「本番でした」かもしれないし、そうではない場合は、ますます謎が深まります。そして、なぜ、あのシーンがああいった、過激な表現でなければならなかったのか・・・。おそらく、彼のこの作品に賭けた愛情、怒り、執念などの全ての思いが、あのベッド・シーンに集約されていたのではないでしょうか。当時・第二次世界大戦下の中国の緊迫した状況を象徴したかのように思われます。それに相まって、表面的には非情ながらも、深い虚無感のある、まるで魂の脱け殻のようになった人間の苦悩を演じたトニー・レオンの演技も凄まじく、主題が主題であるが故に、そして日本人であるが故に、ショック!でした。そして、確信しました。アジアの人達は、未だ忘れていないし、決して忘れないだろうと。日本軍が第二次世界中に占領下のアジアでしたことを。ヨーロッパの人達が、未だ、そして決して「ドイツ・ナチス」がしたことを許さないのと同じように。私達は何も教えられていないし、真実を知らない。でも、私は何があったかを想像はできる。世界の私の知人・友人達は私以上に知っていますよ。ちょっと教えてくれたけど。そう言った意味において、最高の「反日劇映画」であり、かつ優れた「人間ドラマ」として評価すると共に、監督アン・リーの才気ある演出力には、改めて圧倒されました。【akemiirons】

舞台は、戦時下の上海。中国人でありながら親日派である敵。彼の暗殺をもくろみ、虜にするため、自分を犠牲にして愛人にまでなる主人公タン・ウェイ演じるチアチー。騙されているとも知らず、彼女との密かな愛に溺れるトニー・レオンが演じる特務機関の責任者。この二人の出会いと別れが、この物語の軸であり、全てである。タン・ウェイの濡れた瞳、迫真の演技がドラマを引き締める。トニー・レオンとタン・ウェイの二人が愛を交わすシーンは、誰かに見せる演技ではなく、二人のプライベートな時間を切り取ったかのように錯覚させる。シンプルなストーリーではあるが、感情を押し殺しお互いの制約の中で、激しく愛し合う姿を描ききっており、DVDも是非予約しようと思う。※私は、関東で最終上演となった「下高井戸シネマ」で、最終日に鑑賞しました。【砂町メトロ】

激しい時代の流れの中で抗日運動に身を投じ、女スパイとして弾圧側のスパイ組織のボスに色じかけ(?)で接近し成功するが、見せかけであったはずの彼らの恋愛がいつしか本物のそれと見分け難くなる。男は抱え込んだ不信、孤独を逃れ、安息を求め、片や女は、男によって女になっていく...。偽りの世界とリアルな肉体的性愛の対比。背信(中国にとっては)の男。誰も信じず冷徹で非情な男が、チアチーに溺れていく...。トニー・レオンが無表情だけれど、強烈な存在感を発揮しています。でも、本作はチアチーの物語です。新人のタン・ウェイが想像以上の出来。幼顔で小さな口、それでいて、身長170cmの姿態で凜とした「女」の佇まい。学生時代、舞台で抗日に目覚める少女を演じたことを発端に、タバコも演技のため体験し、現実の世界でも彼女は、スパイのために処女を棄て女の成長を「演じる」こととなる。そういえば、ヒロインも含め彼女の演劇仲間が、過激な抗日運動組織へと変貌する前半の展開もなかなか面白いです。冒頭から何度も登場する「麻雀」シーン。ブルジョアの振る舞いや、なにげない会話に心理の攻防が見取れて面白い。そんなシーンも含め、重厚感あるセットなど美術、細部にこだわったアン・リーの演出は見応がありました。特に、ラストの見つめ合う”二人”の表情と、その背後で同じ目にあう人物たちのそれとのギャップを見せる演出は鳥肌ものでした。【一色町民】

過激な性描写が話題になったR-18指定のアン・リー監督作品。第二次大戦下の上海で、演劇部の学生が親日派の要人暗殺を企てるうちに、大きな抗日組織にとりこまれていく。暗殺を目的に要人イーの元にスパイとして潜入した女スパイのワンは、イーとの肉体関係を重ねるうちに、彼の秘めた性格や苦悩などを理解するようになる。暗殺と愛情のジレンマにはさまれて、物語はクライマックスへ。最後の見せ場はまさに『ラスト、コーション』が示している。見終わった後に気が重くなるような内容であった。歴史的な上海の風景や俳優人の演技は特筆すべきものであったとは思うが、2時間30分を越える内容としてはややクライマックスの盛り上がりに欠けるように感じた。本作品で過激な性描写がなくても違った脚本と演出でも同じテーマを表現できたような気がするし、表現を変えて万人が見られる作品にしたほうがよかったような気がしてならない。ただし、そうであれば日本ではあまり話題にならなかったのではないかという気もする。総合的に星4つにするか迷った上での評価。テーマはいいのに、特に子供には見せられない点で評価を星3つとした。【MM】

スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付) / トビー・マグワイア/サム・ライミ/キルスティン・ダンスト/トーマス・ヘイデン・チャーチの口コミ

売り上げとしては、かなりの好成績を記録しているスパイダーマン3公開前から話題が沸騰していたが・・・  私もスパイダーマンを楽しみに見ました主人公の恋の悩みなど、とにかく良く描かれていた・・そして、期待のヴェノムのスパイダーマン戦闘は良い。だが・・・ そこまで面白くない。のが、最初感じたことですね。期待されていた、黒のスパイダーマンも出番がほとんど無い。少しでるだけで、またすぐ赤に戻る ストーリーは相変わらず単純。敵が来て倒す。 まぁそこが人気の一つでもあるんですが、2よりテンポも悪いです。ジョージ・ルーカスが批判する気持ちもわかりますB級映画よりシナリオが悪いし、まとめ方も良くない 映像技術は相変わらず最高ですが完結みたいですけど、監督は続編を望んでるみたいですし次回作にでも期待しますか【WNCE】

一作目の完成度が高く、2作目で多少落ちて、完結編となる3。かなり期待していたのですが見事に裏切られてしまいました。まず無駄な描写が多い。根本的な部分、例えば1では頻繁に用いられていた予知能力などがほとんどない。能力が下がってしまったみたいに作られている。敵が多くてごっちゃごちゃ。大戦争みたいで複雑化しすぎたのではないでしょうか。ハリーと男の拳で戦って、和解する展開のほうが分かりやすくてよかったんじゃないでしょうか?まとまっているにはまとまっているのですが・・・・やはり1と比べると・・・という感じがぬぐえません。残念です。【Bluetone】

第一作で、苦悩する等身大のアメコミヒーローという斬新な切り口で成功を収め、第二作では、挫折〜再生という青春映画の要素+一度やられたヒーローが復活して大逆襲という燃える展開で皆の期待に応えたスパイダーマンシリーズの待望の第三作目。私の感想は、結論から言うと、「面白いけれど、前作ほどではない」です。今回の作品では、ジャンプ系のアクション漫画でありがちな「昨日の敵が今日の友」という展開と「複数の敵に対して仲間で協力しあい立ち向かう」というタッグマッチ的な構図が取られているのですが、これが映画の時間枠で考えると詰め込みすぎだったと思います。あらかじめ「完結作」と銘打っていた為か、すべての伏線を消化した上で、最強の敵も出してしまおうと欲張ったのが良くない。奇しくも、同じアメコミ映画の「バットマン」が、作品を重ねるごとにキャラクターを増やしていって収集のつかない作品になっていったのと同じように、今回のスパイダーマンも、魅力あるキャラクター達を出すだけ出して、生かし切れていない作品になってしまったと思います。とはいえ、宙を舞うスパイダーマンの華麗なアクションは、相変わらずハイクオリティだし、各キャラクターの映像は迫力満点。個々のバトルシーン単体でみれば、期待を裏切らない出来です。ラストのヴェノム戦も面白い。他に気になる点といえば、あいかわらずヒロインが嫌な女である(失礼)といった所と、ピーターパーカーがまるで成長していない所ですが、そこは、まぁ「スパイダーマン」シリーズの基本設定なので仕方がないですね…。大好きなシリーズであることは確かなので、次回作に期待です!(まぁ、これ以上劣化させないために、ここで終わるのも良いと思いますが…)【タナカ】

 ヴェノムがとにかくかっこわるかった。 「な、何だ!?あのヴェノムは!?」 って感じ。 お顔からしてもうだめ。 かっこ悪い。 しかも体も小さくて、全然怖くない。  って、キャラクターデザインの文句ばっか・・・。 でも、ヴェノムファンとして、あれは納得できない。 【蒲焼き三太郎】

ほし1/3つ(ネタバレアリマス↓↓)現代的なヒーロー劇です◆シリーズ通じて、今回も、物事は単純に進まず、敵味方含めたみんながこころに葛藤を抱える姿に共感をおぼえると思います。アクションも酔いそうなくらい迫力あったし。…しかーし!!物語全体がよくまとまっていた前作に比して、恋愛のプロットが初見では納得できませんでした。ヒロインが一瞬とはいえ浮気しようとした気持ち、彼女と実際に浮気したと敵であった親友に吹き込まれたままの主人公、主人公に「正しかった」と言われつつ想いを寄せるヒロインの膝の上で安らかに眠るその浮気(?)相手の親友と、これらすべてを未解決のまま一瞬のうちに吹き飛ばして主人公とヒロインの抱擁のうちにハッピーエンドを迎えるわけです。さらにつっこんで言えば、テーマが「許す」ことならば、アレもコレもなんでも許されるんかーい!!みたいな感じではありましたが…。ま、アクションものだし仕方ないよね。ただし新聞社のおじさんのガタガタシーンには大爆笑まちがいなしです!(^3^)【虹色】

恋 空 スタンダード・エディション / 三浦春馬/新垣結衣の口コミ

高校生の甘い青春を描いた感動ストーリー。携帯小説から映画化された実話なのかな?? 人を愛すること、ずっと一人の人を信じぬくこと、純粋で まっすぐなところが泣ける感動した。【takuma_8ape】

主人公はレイプされたり、恋人の子供を妊娠ー流産ー恋人の死昼にやってるメロドラマみたいだった今の若者が見てどの部分に共感するのかが理解出来なかった40過ぎのおっさんには面白かったけど新垣結衣と 三浦春馬は好演している多分原作は濃密なんだと思う【aerojazzy】

原作を読んでから映画を見ました。原作を見てたので話しとか色々わかりましたが映画しか見てない人にはダメかもですね。色々省かれてるし・・・映画よりも原作の本を読んだほうが良いかもしれないですねぇ。本読んでたぶん、内容の省かれ方が少し残念でした【ぴー】

周りの人が感動したらしいので衛星放送でしてた映画版とドラマ版(現在4話まで放送)の両方を見たんですが共に見る気が失せました。映画版は20分くらいで睡魔に完全に負けます。ドラマ版は2話まで行ったら大健闘だと思いますよ。知人にそのことを話したら「何で感動できないの?」と言われましたがどこで感動できるのかがわかりません。まあ感動したっていう人の半分くらいはただ流行に乗っかっただけで泣いたといった人なんでしょうね。最後にどうせ地上波でやるでしょうから買う必要はないと断言できます。【予想GUY】

 案の定映画・ドラマ化された恋空。内容は散々レビューに書かれている通りです。レイプ・いじめ・不治の病・中絶そして恋人との永遠の別れと、それこそ平安時代あたりからありそうな泣かせる記号のオンパレード。悲劇のヒロインと自分を重ね合わせて泣きたい人は勝手に泣いて下さい。最近の中高生ってこんなありきたりな話に夢中になれるとは幸せですね。作家陣もシナリオを練る手間が省けて大助かりなんじゃないでしょうか。印象に残ったシーン:お花畑でのレイプシーン恐らく「ライ麦畑で捕まえて」と掛けているんでしょう。ガッキーがレイプされるシーンなので淡い期待をしましたが、下着さえ見えません。なんと礼儀正しいレイプ魔なんだと感動しました。【HSS】

ショーシャンクの空に【字幕版】 / ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ウィリアム・サドラー/ボブ・ガントン/ジェイムズ・ホイットモアの口コミ

 主人公が最後は一応のケリを着けるのだが(悪い連中を懲らしめ,自分は脱獄に成功する…),もっと言えば主人公に着せられた濡れ衣はそのままだ。それがちょっとなぁ… 映画自体はアクションシーンが無く,頭の回転のいい主人公,といった感じ。アクション・ヒーローものではない。何十年という歳月が淡々と進み,主人公の緻密な計算と呆れるくらいの根気で,彼の目的は達成される… これだけの手間と時間をかけたのだから,どうせなら主人公に着せられた濡れ衣も晴らして終わればいいのに…【聞く耳】

 先日ふらりレンタル屋さんに行ったとき、面白そうなものが見つからなかったので、昔見て感動したのを覚えていたこの作品を借りてきたのですが・・・。十数年前に見たときは、ラストシーンでぽろぽろ泣いてしまったのですが、今回それはありませんでした。もちろん見るのが二度目であること、また当時よりは確実に感受性というか無垢な心をかなり失っていることなども多少は原因しているかもしれませんが、あらためて少し客観的に見てみると、この作品は世間で絶賛されているほどのものでもないのではなあんて思っちゃいました。傑作たりえていない最大の原因は、”中途半端さ”にあるのでは。脱獄物語とするなら、トンネルの掘り方とか、穴の隠し方とかをディティールにこだわってはらはらドキドキな演出で見せるべきだし、そういうありがちな話とは違う、いわば”監獄ファンタジー”みたいなものを目指すのなら、主人公の活躍で暗くやりきれないムショが生き生きとした輝く場所に変わっていく様をマンガチックになってもいいからもっと劇的に描くほうが面白かっただろうし・・・と、どっちつかずの中間みたいなとこで終わっちゃってるなあ、なんて思えてなりませんでした。そんなわけで、初見だったらきっと★5つつけてたのでしょうが、2.5個のつもりの★★★とします。【あたしはカモね】

僕の今まで見た映画のベスト10に入る映画です この映画の面白さは刑務所内で起こる人間と人間とのふれあい温かいものもあれば残酷なものもある そしてラストの逃亡劇の凄まじさ何て凄い映画これは正に映画の宝石 例えれば虹色のダイアモンドです。この映画はアカデミー賞で7部門へノミネートされましたが何と「フォレスト・ガンプ」に全部持って行かれてしまいました「無冠の名作」ですね残念。それと映画の最後に「アレン・グリーンを偲んで」とありますが これはこの映画の監督フランク・ダラボンの古い友人で映画完成前に亡くなった人らしいです。「スピード」や「パルプ・フィクション」で当時あまり話題にはなりませんでしたが素晴らしい作品です こんな映画に出会えることが出来て感謝感謝 なにかに迷っている時に何度も見てしまう名作です【ピカソ3D】

・今更ながらですが見てみました。・詳細の内容は他の方やWikiに任せますが、見た後の気持ちは清々しい気持ちになれました。・この映画をこれから見る人というのはおそらく何かの理由で落ち込んでいる人なんでしょうね。私も例外ではなく、主人公ほど惨めな境遇ではありませんが元気がありませんでした。映画の内容を詳しく知らなかったので、特に主人公が酷く嬲られるシーンでは(前半部分では)「とはいえ、シャバだって対して希望なんか無いさ」って毒づく自分がいました。・いくつかのエピソードを経て「希望を持たない限り塀の中と外であまり違いがあるわけではないのはその通りだけど、死ぬまで希望を持って生き続けたいよね」ってほんのちょっとだけ素直に思うことが出来た気がします。・私も何がきっかけでこの映画を見ることになったのか分かりませんが神の与えてくれた偶然の巡り合わせだと思っています。感謝。【Pt】

 まったく身に覚えのない罪で、成功した銀行家から一転、一生刑務所から出られない境遇に落ちてしまうアンディ。呆然とした表情の彼が、刑務所に入れられる所から始まる。囚人たちの手荒い歓迎、高圧的で理不尽な態度の監察官、まったく自由が奪われた暗闇の生活、そして恐ろしい囚人間の私刑。陰鬱さに彩られた刑務所生活の描写は、見ていて辛いものがある。しかしそんな中でも、アンディは人間らしく生きようとする意欲を失わなかった。アンディの持つ雰囲気に、他の囚人たちとは違うものを感じた「調達係」のレッドは、少しずつアンディと親しくなってゆく。アンディは鉱石集めが趣味だった。そして、刑務所の中でもその趣味を楽しもうと、レッドに、ロックハンマーの調達を頼む。それは、石を削り出すための手のひらサイズのハンマーだった。 自分のことを語らないアンディだったが、レッドは、彼が他の囚人たちとは違って「本当に」無実の罪でここに閉じこめられたのだとわかっていたのだろう。罪の報酬として投獄されたなら、それは当然の報いだけれど、無実の罪なら、その罪は晴らされ、いつかここから出ていけるという希望を持つことができるから。彼の、刑務所内の環境をよくしようという思いは、そうした希望を持つ者にしか生まれないものではないだろうか。 映画は一方で、30年、40年とあまりにも長い時間を社会と隔絶された刑務所で過ごしてきたために、もはや刑務所の中でしか生きられなくなった者の悲劇を描く。人は何によって生きるのか、自由であればそれでいいのか、希望があればそれでいいのか…。一つひとつのエピソードが、そんな問いかけを心の中に投げかけてくる。 レッドのちょっとした謎解き風の旅を経て、美しいラストシーンへつながる展開は、アンディが不本意ながら過ごした刑務所での長い年月の間にも、大切に培ってきたものがあったことを教えてくれる。人生の糧になる、そんな名作である。【飛田カオル】

硫黄島からの手紙 / 渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/中村獅童の口コミ

「硫黄島からの手紙」を観て、壮絶な戦いがあった歴史から目を背けることなく、事実として、我々に問い掛けている映画だ。栗林忠道(渡辺謙)の「我々の子どもらが、日本で一日でも長く、安泰に暮らせるなら、我々が、この島を守る一日には意味があるのです」という言葉が、脳裏に焼き付いている。梯久美子(かけはしくみこ)著『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』(新潮社2005年)を読んでから、映画を見ました。歴史の重さを感じる圧巻である。【ビタミン・トム】

戦争映画だけど、戦闘シーンより、人間ドラマに重きをおいた映画ですね。1か月に及ぶ死闘を、2時間あまりで描き切るには、どっちか切らなきゃダメなのかな?硫黄島の戦闘における最大のミソ、洞窟掘りが割愛されてたのには驚きました。硫黄島なのに硫黄の気配を窺うことも出来ませんでしたし。二宮君の演技は、評判通りだったけど、女房役の人と立つと幼く映りました。【しゃれこうべ】

戦争を経験せず、戦場に言ったこともない人間が、戦争を知っているかのようにふるまって、戦争を語る。 それは、私に関しても言えることでありました。現実を知らない日本人の一人だからです。今の日本は理想の塊です。戦後生まれの人間が、かつて日本がしていた戦争の議論をすることは無礼です。ましてや戦没者を侮辱するような発言も決してしてはなりません。戦後60年以上も経ち、戦争を経験した貴重な人たちが、徐々に少なくなってきています。できるだけ、そういう方たちの話をたくさん聞きたい!純粋な意見を聞けると思います。戦争の肯定否定をできるのは、そういう方たちしかいないからです。 「靖国という異常な歴史観」とか言う議員がいらっしゃいますが、我々は、何の上に生かされているのか?どういう要因でこの世に生を受けたのか?ということを肝に銘じて頂きたい。映画だけでは伝わりきれません。ドキュメンタリーや本とかで、より理解を深める必要があると思います。芸人の江頭さんも、そういうことをおっしゃっていました。【日本男児】

イーストウッドはアメリカ人であるが故に、日本に不公平とならないような反戦映画を作りたかったのだろう。ただ、その意気込みはわかるが、あまりにも戦争は悲劇なんだ、両方に残虐性があるんだということを強調したいが故に、説教臭くなってしまったのが残念である。また日本の家屋なども、セットとはっきりわかるようなもので、鑑賞に耐えない。もう一つ残念な点は、渡辺謙の演技である。俗にいう「臭い」演技で、ハリウッドで評価されているのかもしれないが、わざとらしくて見ていられない。誤解のないように書いておくが、アメリカ人の中には常にアメリカが正義だと思っていない人間も多々いることを忘れてはならないだろう。アメリカの反戦運動を見ればそれがよくわかると思う。それから日本人には優れた戦争映画が撮れないと思っている人に、市川崑監督の「野火」を是非薦めたい。戦争映画としては、恐らく映画史上最高の作品だと思う。とりあえず、この作品にはイーストウッドの意気込みを買って、星4つとした。【祭りの後】

本当は生きて帰って来てほしいそんな願いは、日米どちらにも通じる人間として当たり前の感情であったのだと痛感しました。何より、この映画がアメリカで製作されたことが有り難い。戦時中はお互い、偏見と蔑視の対象でしかたかった同士がやっと公平で冷静な視点で認め合える時代になったのだと思いました。できればこれを、第二次世界大戦で戦ったすべての国で観てほしいと感じています。【101】

Trackback URL

コメントをどうぞ